北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の撮影スポット
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の歴史と魅力
北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」は、明治21年(1888年)に北海道庁の本庁舎として建設されました。明治15年の開拓使廃止後、北海道の行政は新しい時代を迎え、明治19年に北海道庁が創設されました。赤れんが庁舎は、その象徴としてアメリカ風ネオ・バロック様式を採用し、独立と進取の象徴として屋上に八角塔が設置されたのが特徴です。
また、外壁には「五稜星」と呼ばれる赤い星のマークが輝いています。このマークは、北極星をデザインしたもので、開拓使のシンボルとして使用され、札幌市時計台や他の建物にも見られます。赤れんが庁舎の壁に使用されているレンガは、かつての白石村や豊平村(現在の札幌市)で製造されたもので、約250万個ものレンガが使用されています。
歴史的価値と国の重要文化財指定
赤れんが庁舎は、昭和43年(1968年)まで道庁本庁舎として使用され、その後、現在の庁舎に移るまでの約80年間にわたり北海道の行政の中心を担ってきました。昭和44年(1969年)には、国の重要文化財に指定され、その歴史的価値が認められています。
四季折々の美しい庭園
赤れんが庁舎は、都心部に位置しながらも美しい庭園が広がり、四季折々の自然を楽しむことができます。春には桜やライラックが咲き、夏には緑豊かな景色やハマナスの花、秋には紅葉と、訪れるたびに異なる風景が楽しめるため、地元の道民にも親しまれるスポットです。
歴史を感じる館内展示
館内には、明治時代の札幌の街並みを再現したジオラマや、北海道開拓に関連する絵画が展示されています。ひずみのある窓ガラスを通して外を眺めると、まるで当時にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。また、北海道の名付け親である松浦武四郎が作成した26分割の北海道地図の原寸大レプリカも展示されており、北海道の歴史を学ぶ絶好の機会となっています。
赤れんが庁舎は、歴史的な建物でありながら、現代の人々にとっても親しみやすく、何度も訪れたくなる魅力的な場所です。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の詳細
名称 | 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) |
---|---|
住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | 地下鉄南北線・東豊線さっぽろ駅から徒歩で4分 |
入場料等 | 無料 |
営業時間 | 8:45~18:00 |
定休日 | 12/31〜1/3 |
Tel | 011-204-5019 |
備考 | 2025年3月まで休館 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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