【旧岩崎邸庭園】近代日本の美と歴史が融合する洋館で、優雅なひとときを
東京都文京区に佇む「旧岩崎邸庭園(きゅういわさきてい ていえん)」は、明治時代の面影を色濃く残す歴史的建造物です。1896年(明治29年)、三菱財閥の創業者・岩崎彌太郎の長男で、三菱第3代社長を務めた岩崎久彌の本邸として建てられました。
当時は約1万5,000坪もの広大な敷地に20棟もの建物が建ち並んでいましたが、現在はその約3分の1にあたる面積が庭園として公開されており、現存するのは洋館・撞球室(ビリヤード場)・和館の3棟です。
ジョサイア・コンドルが手がけた傑作建築
旧岩崎邸庭園の象徴ともいえる洋館は、鹿鳴館の設計で知られる英国人建築家ジョサイア・コンドルによるもの。木造2階建て・地下室付きのこの洋館は、近代日本の西洋建築を代表する名建築として、国の重要文化財にも指定されています。
館内には、英国ジャコビアン様式の装飾が随所に見られ、繊細で優美なデザインは他の西洋建築にはない独自の趣を感じさせてくれます。まるで明治時代にタイムスリップしたかのような、落ち着いた雰囲気に包まれながら館内を見学できます。

和と洋が調和する庭園で、春の桜を楽しむ
旧岩崎邸庭園では、桜の本数自体は多くはありませんが、芝庭からは大島桜(3本)やソメイヨシノ(3本)をゆったりと鑑賞することができます。華やかさよりも静けさや上品さが際立つこの庭園では、美しい洋館と和館を背景に、他では味わえない“和洋折衷”の春景色を楽しめるのが魅力です。
混雑しすぎず、静かに桜を楽しみたいという方にはぴったりのスポットです。

アクセスも良好、都心で味わう非日常
旧岩崎邸庭園は、東京メトロ千代田線「湯島駅」や「上野広小路駅」から徒歩10分以内とアクセスも良好。都心にいながらも、落ち着いた空間で明治の趣と季節の彩りを堪能することができます。
歴史と美が調和する場所で、心静かに桜と建築を味わう。
そんな贅沢なひとときを過ごしに、旧岩崎邸庭園を訪れてみてはいかがでしょうか。
旧岩崎邸庭園の詳細
| 名称 | 旧岩崎邸庭園 |
|---|---|
| 住所 | 東京都台東区池之端1-3-45 |
| 駐車場 | なし |
| 最寄駅 | 湯島駅から徒歩で3分 |
| 入場料等 | 一般400円 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 (入園は16:30) |
| 定休日 | 12/29~1/1 |
| Tel | 03-3823-8340 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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