熊本城は「銀杏城」として親しまれ、関ヶ原の合戦後に加藤清正が慶長5年(1600)に工事を始め、7年の歳月をかけて慶長12年(1607)に完成した城です。その城域は東西1.6キロ、南北1.2キロ、周囲5.3キロで、総面積は約76万平方メートルに及びます。北から西にかけては坪井川が堀として引かれ、東と南は複数層の石垣で囲まれています。この複雑で頑丈な構造は、清正の実戦経験に基づいています。
熊本城の撮影スポット
数寄屋丸二階御広間
二様の石垣
連続枡形
竹の丸から飯田丸に至る通路は、6度の折り返しを経ていることで、熊本城の優れた防御性を示す有名なエリアです。地震の影響で石垣が崩れ、通路が封鎖されていたため、回収作業が実施されました。
長塀
坪井川に面した長さ約242mの長塀は、西南戦争の時期に一時的に取り壊され、平成28年の熊本地震では一部が倒壊しましたが、令和3年になって完全に修復されました。
東竹の丸の重要文化財櫓群
単層櫓が続く光景は、かつての情景をよく伝えています。地震の影響で一部の櫓の建物が傾いたため、倒壊を防ぐためにワイヤーなどが活用されています。
本丸御殿大広間(闇り通路)
本丸御殿内部の再現作業では、地震により壁に損傷が生じ、床が傾いた箇所があります。しかし、「闇り通路」は目立った被害がなく、全国的にも珍しい地下通路を見ることができます。
宇土櫓
続櫓は地震で倒壊しましたが、他の城郭の天守に匹敵するほどの大きさを持つ五間櫓は、漆喰壁や床などに損傷が見られながらも、その重要文化財としての威厳を保ち続けています。
西大手門
西大手門は地震の影響で被害を受け、その後解体・保管が行われ、崩れた石材は回収されました。また、石垣の表面にはネットやグリ石を詰めたカゴなどが設置され、安全対策が実施されています。
熊本城おもてなし武将隊
熊本城の詳細
名称 | 熊本城 |
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住所 | 熊本県熊本市中央区本丸1-1 |
駐車場 | 有料 |
最寄駅 | 熊本駅から電車で10分 |
入場料等 | 高校生以上800円 |
営業時間 | 9:00~17:00 (入園は16:30まで) |
定休日 | 年末(12月29日~12月31日) |
Tel | 096-223-5011 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
同エリアの撮影スポット
該当の撮影スポットが、7件みつかりました。
熊本市 |
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旧細川刑部邸 |
熊本城 |
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