清大寺・越前大仏 ー 福井県の撮影スポット

清大寺・越前大仏 ー 福井県の撮影スポット 撮影スポット

清大寺・越前大仏の撮影スポット

清大寺・越前大仏の歴史と背景

清大寺は、昭和62年(1987年)5月28日に大実業家である多田清翁の一大願心によって建立されました。広大な境内には多数の仏像が安置され、整然と配置された伽藍が訪れる人々を迎えます。平成14年(2002年)末には宗教法人として認証され、21世紀に向けて新たな歴史を刻むべく大きな歩みを始めました。過去の歴史に縛られることなく、無限の可能性を秘めた寺院として、多くの人々の信仰の場となっています。

清大寺・越前大仏

本尊:毘慮舎那如来

清大寺の本尊は、中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟にある龍門奉先寺坐像をモデルに造られた毘慮舎那如来です。毘慮舎那如来(ヴァイローチャナ)は、サンスクリット語で「太陽」を意味し、常に宇宙の中心にあって全宇宙を照らし続ける存在です。この仏像は、仏教の教えそのものを人格化した法身仏として、永遠不滅の宇宙の真理を表現しています。毘慮舎那如来と釈尊は、表裏一体の仏として知られています。

仏像の壮大なスケール

清大寺の毘慮舎那如来像は、像高17メートルで、奈良の大仏(文献上16.2メートル、実測14.98メートル)を上回る大きさを誇ります。さらに、光背は23メートルに達し、2メートルの石台と3メートルの蓮台を合わせると、総高は28メートルにも及びます。この壮大な仏像は、奈良大仏とは異なり、顔や首がスマートで穏やかな表情が特徴です。銅製で総重量200トンの銅を使用しています。

清大寺・越前大仏

境内の見どころ

大仏の左右と後方の三方の壁には、石仏や金仏が合計1,281体安置されています。また、大仏の両脇には羅漢像(10.3メートル)と菩薩像(11.2メートル)が二体ずつ安置され、脇侍仏としてその威厳を放っています。これらの仏像群は、訪れる人々に深い感動と安らぎを与えます。

清大寺・越前大仏

清大寺は、その壮大な規模と美しい仏像群で、多くの人々に信仰の場と感動の体験を提供しています。多田清翁の一大願心により築かれたこの寺院は、過去と未来を繋ぐ新たな歴史の中で、訪れるすべての人々に深い影響を与え続けることでしょう。

清大寺・越前大仏の詳細

名称清大寺・越前大仏
住所福井県勝山市片瀬50-1-1
駐車場無料
最寄駅えちぜん鉄道勝山駅からバスで20分
入場料等500円
営業時間8:00~17:00
定休日無休
Tel0779-87-3300

※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。

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