【柳川・川下り】水の都で楽しむ、歴史と風情あふれるお堀めぐり
福岡県南部、柳川市。ここは「水の都」として知られ、古くから人々の暮らしと共に歩んできた独特の水路「掘割(ほりわり)」が街の風景を形づくっています。
掘割が生んだ、柳川の風景と文化
かつて有明海の一部だった柳川は、弥生時代より少しずつ土を掘り、水を引くことで陸地を作り、町を築いてきました。
この過程で誕生した「掘割」は、生活用水や農業用水としてだけでなく、重要な交通手段としても利用され、まさに人々の暮らしの一部として存在してきたのです。
柳川名物「川下り」で掘割を体感
そんな柳川の風景を、「どんこ舟」と呼ばれる平底の船に乗って楽しめるのが「川下り(お堀めぐり)」です。
しだれ柳や四季折々の花々、白壁の歴史ある街並みを水面からゆったりと眺めることができる、贅沢な時間が流れます。
- 船頭さんのガイドとユーモア
- 低い橋をくぐるスリル
- 明治時代の土蔵が立ち並ぶ「並倉」
なども見どころです。
アクセス・所要時間・食も魅力
- 所要時間:約60分~70分
- 乗船場所:西鉄柳川駅から徒歩5〜10分に乗り合い所が3カ所(予約不要 ※団体は事前連絡要)
- 終点には:柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」のお店が多数
舟の旅の後に、柳川の味覚を堪能するのもおすすめです。
柳川観光の原点「松月文人館」から出発
この川下り観光は、昭和36年に柳川観光開発株式会社が創業
乗船場のひとつ「松月文人館」は明治中期の建物で、詩人・北原白秋の詩集『思ひ出』にも登場する、歴史ある地です。
ここからどんこ舟がゆっくりと掘割を進み、柳川の情緒あふれる旅が始まります。
まとめ
柳川の川下りは、単なる観光体験ではありません。
それは、水とともに生きてきた町の物語を肌で感じる、歴史と文化の舟旅です。
柳川を訪れる際は、ぜひこの川下りで「水の都」の魅力に浸ってみてください。
柳川川下りの詳細
名称 | 柳川川下り |
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住所 | 福岡県柳川市三橋町下百町1-6 |
駐車場 | 無料 |
最寄駅 | 柳川駅から徒歩で5分 |
入場料等 | 1,800円〜 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 無休 |
Tel | 0944-73-4343 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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