宮島に位置する寺院の中で、最も歴史が深いのは真言宗御室派に属する大本山大聖院です。この寺院は、空海(弘法大師)が唐から帰国後、宮島の弥山で修行を行い、西暦806年(大同元年)に開基されました。
大聖院は、皇室との関係が深く、鳥羽天皇の勅命によって祈願の道場として設立されました。また、明治天皇が宮島を訪れた際の宿泊先としても使用され、さらには豊臣秀吉が茶会を開いたこともある、格式高いお寺です。
仁王門
大聖院には、仁王門と呼ばれる門があります。仁王門は、寺院の境内に入る入口に設けられる門で、通常は仁王像が左右に安置されています。
この仁王門は、大聖院の境内に入る際の入口としての役割を果たすとともに、歴史や信仰の象徴としても重要視されています。仁王門には、仁王像が安置されており、これは仏教の守護神である仁王が描かれています。一般的に、仁王像は怖い顔つきや武具を持ち、邪悪なものを追い払う守護者としての役割を果たしています。
大聖院の仁王門も同様に、入口を守護し、信仰する人々を守護する存在としての意味を持ちます。また、仁王門は寺院の重要な建造物の一つであり、その歴史や伝統を物語る象徴的な存在でもあります。
からす天狗
大聖院には、からす天狗という伝説が残っています。からす天狗は、山伏のような姿をした天狗で、その名の通りからすのような姿をしています。
伝説によれば、からす天狗は大聖院の境内や周辺に現れ、悪霊や邪悪なものを退治し、信仰する人々を守る存在とされています。また、からす天狗は知恵や警戒心、そして時には戦いの象徴としても捉えられています。
このからす天狗の伝説は、大聖院や宮島の信仰の一環として古くから伝えられており、地元の人々にとっては身近な存在として親しまれています。
折り鶴の碑
広島の被爆2世で彫刻家のゼロ・ヒガシダさんが制作したオブジェは、平和への願いが込められています。このオブジェは、高さ2.15メートルの金属製で、鏡面仕上げにされています。折り鶴の左の翼が大地を指し示し、右の翼は空を向いています。
大聖院の詳細
名称 | 大聖院 |
---|---|
住所 | 広島県廿日市市宮島町210 |
駐車場 | あり |
最寄駅 | 宮島桟橋から徒歩で30分 |
入場料等 | 無料 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
定休日 | 無休 |
Tel | 0829-44-0111 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
同エリアの撮影スポット
該当の撮影スポットが、25件みつかりました。
広島市中区 |
---|
縮景園 |
平和記念公園 |
広島城 |
原爆ドーム |
広島市東区 |
広島緑化植物公園 |
広島市森林公園 |
広島市南区 |
元宇品 |
広島市西区 |
三滝寺(三滝観音) |
広島市安佐北区 |
安佐動物公園 |
広島市佐伯区 |
極楽寺山 |
広島市植物公園 |
呉市 |
大和ミュージアム |
野呂山 |
アレイからすこじま |
音戸大橋 |
音戸の瀬戸公園 |
廿日市市 |
瀬戸の滝 |
妹背の滝 |
弥山 |
嚴島神社 |
千畳閣 |
宮島水族館 |
大聖院 |
紅葉谷公園 |
江田島 |
江田島 |
コメント