旭橋の撮影スポット
旭川の象徴「旭橋」
旭橋(あさひばし) は、旭川市を流れる石狩川に架かる橋で、「川と橋の街」として知られる旭川を象徴する存在です。その優美なアーチ形状と歴史は、多くの市民や観光客に親しまれています。
歴史と特徴
創建の歴史
- 1892年(明治25年):現在の位置に土橋が初めて架けられる。
- 1932年(昭和7年)**:最新技術を用いて鋼鉄製のアーチ橋として架け替えられる。当時、ドイツから輸入した鋼材を使用。
橋の概要
- 全長:225.4メートル
- 幅員:18.3メートル
- 構造:鋼鉄製のアーチ橋
- 電車の通行:昭和31年(1956年)まで市内電車が橋の上を走行。
北海道三大名橋
- 豊平橋(札幌市)、幣舞橋(釧路市)と並び称される。
- 現在、当時の姿をそのまま残しているのは旭橋のみ。
北海道遺産
- 2004年(平成16年)**に「北海道遺産」に認定される。
魅力的な景観
旭橋の美しさは、その造形美と周囲の自然が織りなす景観にあります。
- 夕陽とのコントラスト
橋のアーチが夕陽に染まり、幻想的なシルエットを描きます。 - 冬の川霧
石狩川の流れに立ち込める霧が橋を包み込み、神秘的な雰囲気を醸し出します。 - 大雪連峰との調和
遠くにそびえる山々と橋のラインが見事に調和した景色が魅力。
特に夕方の時間帯には、多くの人が写真を撮りに訪れるスポットとしても人気です。
旭橋の豆知識
- 旭川市内には石狩川をはじめ、牛朱別川、忠別川など約130の川が流れており、750以上の橋があります。その中でも旭橋は「川と橋の街」旭川のシンボルとして最も愛されています。
- 橋の歴史を語る「旭橋」の豆本の書き出しにはこうあります:
「いくつもの時代と思い出を刻みながら、人々の暮らしをみつめてきた橋があります」
訪問のポイント
- アクセス
市内中心部から近く、石狩川沿いの散策と合わせて訪れるのがおすすめ。 - 撮影タイム
夕方や早朝の時間帯が最も美しい景色を楽しめます。 - イベント
夏の花火大会や冬の氷祭りなど、市内のイベントと合わせて訪れるとさらに楽しめます。
旭橋は、旭川市の歴史や技術の象徴であると同時に、その美しさが訪れる人々の心を捉える名橋です。四季折々の景色や周囲の自然と調和した風景を楽しみながら、旭川の歴史を感じてみてください。
旭橋の詳細
名称 | 旭橋 |
---|---|
住所 | 北海道旭川市常盤通3丁目〜本町1丁目 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | JR旭川駅から自動車で10分 |
入場料等 | 無料 |
営業時間 | 通年 |
定休日 | 無休 |
Tel | 0166-26-6665 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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