さっぽろ羊ヶ丘展望台の撮影スポット
札幌の中心部から車でわずか30分というアクセスの良さが魅力の「さっぽろ羊ヶ丘展望台」。広大な牧草地で羊たちが草を食む、北海道ならではの牧歌的な風景が広がり、石狩平野の雄大な景色を一望できる人気スポットです。
クラーク博士の立像と「クラークポーズ」
羊ヶ丘展望台のシンボルとなっているのが、ウィリアム・スミス・クラーク博士の立像です。この像の前では、クラーク博士と同じ右手を挙げた「クラークポーズ」で写真を撮るのが定番。観光客にとって人気の撮影スポットとなっています。また、博士像の台座には「大志の誓い」として、夢や希望を書いたメッセージを投函するポストが設置されています。このメッセージは、事務所で大切に保管され、再び訪れた際に対面することができます。

さっぽろ雪まつり資料館と四季折々のイベント
展望台内には「さっぽろ雪まつり資料館」もあり、半世紀以上続くさっぽろ雪まつりの歴史を写真やパネルで振り返ることができます。歴代雪像の精巧な模型も展示されており、イベントの裏側を知る貴重な機会となっています。
羊ヶ丘展望台では、季節ごとに様々なイベントが開催されます。春には羊の毛刈りや凧揚げ、夏には約1,000株のラベンダーが満開となり、ラベンダー畑での刈り取り体験も楽しめます。秋は紅葉を楽しみながら道産食材を使ったグルメイベントが開催され、冬にはスノーパークで雪遊びやミニ雪だるま作りが楽しめるなど、家族連れにも人気です。

美食も充実
グルメも羊ヶ丘展望台の魅力のひとつ。ジンギスカンを堪能できる「羊ヶ丘レストハウス」や、「オーストリア館」では名物「白い恋人ソフトクリーム」など、北海道ならではのスイーツも楽しむことができます。
クラーク博士像の誕生秘話
もともとクラーク博士像は北海道大学(北大)の構内にある胸像が有名でしたが、観光客の増加に伴い、北大内での観光公害が発生。これにより昭和48年、観光バスの乗り入れが制限されました。しかし、札幌観光協会はクラーク博士像を見学できないことを懸念し、フロンティアスピリットを象徴する博士像を新たに羊ヶ丘展望台に設置する計画を立てました。こうして、坂坦道氏が「丘の上のクラーク」というテーマで制作したクラーク博士像が誕生しました。
昭和51年4月16日、北大開基100年とアメリカ建国200年を記念し、クラーク博士像の除幕式が執り行われました。この日は博士が北海道を訪れた100年目の節目であり、あの有名な「ボーイズ・ビー・アンビシャス」の言葉が叫ばれた日でもありました。
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、歴史的背景と自然、さらに多彩なイベントやグルメを楽しめるスポットとして、多くの観光客に愛されています。
さっぽろ羊ヶ丘展望台の詳細
| 名称 | さっぽろ羊ヶ丘展望台 |
|---|---|
| 住所 | 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 |
| 駐車場 | 無料 |
| 最寄駅 | 福住駅からバスで10分 |
| 入場料等 | 大人600円 |
| 営業時間 | (10月~5月)9:00〜17:00 (6月~9月)9:00〜18:00 |
| 定休日 | 無休 |
| Tel | 011-851-3080 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
同エリアの撮影スポット
該当の撮影スポットが、27件みつかりました。
| 札幌市 |
|---|
| すすきの祭り |
| 豊平館 |
| サッポロファクトリー |
| 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) |
| 大通公園 |
| 大倉山展望台 |
| 円山公園 |
| 札幌市円山動物園 |
| 北海道神宮 |
| 北海道大学構内 |
| 百合が原公園 |
| 豊平峡ダム |
| アシリベツの滝 |
| 鱒見の滝 |
| 札幌芸術の森 |
| 北海道開拓の村 |
| モエレ沼公園 |
| 白い恋人パーク |
| 平和の滝 |
| さっぽろ羊ヶ丘展望台 |
| 旭山記念公園 |
| 千歳市 |
| 樽前山 |
| オコタンペ湖 |
| パレットの丘 |
| 支笏湖 |
| 美笛の滝 |
| 恵庭市 |
| 恵庭渓谷 |


コメント