国の重要文化財にも指定されている現役の芝居小屋「八千代座」は、明治43年(1910年)に建築された江戸時代の歌舞伎小屋の様式(花道、廻り舞台、桝席、桟敷席)を今に伝えている木造2階建ての建物です。公演のない日は見学が可能です。
八千代座外観
八千代座は、和風建築の粋さと洋風建築の利点を見事に取り入れられています。その屋根には約33,000枚の瓦が使用されており、平成の大修理で新しい丸桟瓦に取り替えられましたが、玄関正面部分では約1,500枚の古い瓦がそのまま使われています。
正面の妻壁にある太鼓櫓では、かつて櫓太鼓を鳴らして舞台の開演を町に知らせていたそうです。
八千代座内部
柱の数を抑え、客席が後ろへ行くほど高くなり、後ろの席でも舞台が見やすいようにデザインされています。
八千代座の入口をくぐると、入口近くには昔の役者の番付表が飾られ、天井には他の劇場にはない八千代座独特の鮮やかな色の広告画や真鍮製の大きなシャンデリアが再現されています。
八千代座の詳細
名称 | 八千代座 |
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住所 | 熊本県山鹿市山鹿1499 |
カーナビ | 熊本県山鹿市山鹿1494 |
駐車場 | 無料 |
最寄駅 | JR鹿児島本線玉名駅からバスで40分 |
入場料等 | 一般530円 |
営業時間 | 9時~18時(最終受付17:30) |
定休日 | 毎月第2水曜日、年末年始12月29日~1月1日 |
Tel | 0968-44-4004 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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