清水寺(きよみずでら)— 京都を代表する世界遺産の名刹
清水寺は1200年以上の歴史を誇る京都随一の観光名所であり、ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」のひとつ。
「清水の舞台から飛び降りる」という言葉の由来となった本堂(国宝)をはじめ、三重塔や仁王門などの重要文化財が並びます。
音羽の滝や胎内巡りができる随求堂などのパワースポットとしても知られ、多くの参拝者が訪れます。
清水寺の歴史
- 778年(奈良時代末期):僧・延鎮によって開山
- 798年(平安時代初期):坂上田村麻呂が仏殿を建立
- 江戸時代初期:徳川家光の寄進により大規模再建(現在の建物の多くがこの時期のもの)
- 平安時代以来、清水の観音として多くの人々が参拝
清水寺の見どころ
本堂(国宝)
- 江戸時代初期の寝殿造風建築
- 「清水の舞台」として有名。舞台は長さ12メートル、高さ約13メートルの欅の大木で支えられ、断崖絶壁に張り出している。
- 本尊は十一面千手千眼観音立像(秘仏)。33年ごとのご開帳(直近では2000年)
- 毘沙門天・勝軍地蔵も安置(ともに秘仏)
仁王門・西門・三重塔(重要文化財)
- 仁王門:朱塗りの壮大な門で清水寺の入り口
- 三重塔:高さ31メートル、国内最大級の三重塔で鮮やかな朱色が美しい
子安の塔(重要文化財)
- 清水寺の本堂から錦雲渓を隔てた丘の上に立つ総丹塗りの三重塔
- 聖武天皇・光明皇后が安産を祈願し、その報恩として建立
- 安産祈願のご利益がある「子安観音」を安置
音羽の滝
- 清水寺の名前の由来にもなった名水
- 3つの流れに分かれ、それぞれ「学問成就」「恋愛成就」「延命長寿」のご利益があるとされる
随求堂の胎内巡り
- 本尊の大随求菩薩を祀る堂
- 真っ暗な胎内を進み、ご利益を願う「胎内巡り」が体験できる
景清爪形観音
- 境内の随求堂前にある石灯籠の中の小さな観音像
- 平家の武将・悪七兵衛景清が爪で刻んだと伝えられる
木造十一面観音立像(重要文化財)
- 平安時代中期(藤原時代)の一木造り
- クスノキ材でできた優雅な仏像(非公開)
渡海船額(絵馬・重要文化財)
- 江戸時代初期、東南アジアとの貿易成功を感謝して奉納された
- 角倉船・末吉船など4点の貴重な絵馬(非公開)
狛犬(珍しい形状)
- 仁王門前にある一対の狛犬
- 口を開けた「阿形」のみで対になっており、通常の「阿吽」形式とは異なる珍しいもの
四季の魅力
- 春:桜の名所(境内に約1500本)
- 夏:新緑と青もみじが美しい
- 秋:京都屈指の紅葉スポット
- 冬:雪化粧した清水寺も幻想的
清水寺は歴史と文化、そして自然美が調和した京都を代表する寺院です。
本堂の舞台からの絶景、音羽の滝のご利益、紅葉や桜の美しさなど、どの季節に訪れても見どころ満載。
京都観光には欠かせないスポットです。
清水寺の詳細
名称 | 清水寺 |
---|---|
住所 | 京都府京都市東山区清水一丁目294 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | 清水五条駅から徒歩で25分 |
入場料等 | 500円 |
営業時間 | 6:00~18:00 |
定休日 | 無休 |
Tel | 075-551-1234 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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