祐斎亭の撮影スポット
嵐山祐斎亭は、約800年前の後嵯峨・亀山上皇の離宮「亀山殿跡」に建てられた、築150年の歴史を誇る明治期の建造物です。かつては「千鳥」という料理旅館で、京都の舞妓や芸妓が憧れた地として知られており、ノーベル文学賞受賞作家・川端康成が滞在し、その代表作『山の音』を執筆した場所としても有名です。
歴史的背景と景勝地としての嵐山
嵐山は平安時代から風光明媚な景勝地として知られ、貴族たちが別荘を構え、船遊びを楽しんだ場所です。『源氏物語』の舞台にもなり、その美しい四季の移り変わりは歌に詠まれ、小倉百人一首が誕生しました。祐斎亭から望む桂川は、1200年前と変わらぬ翡翠色の輝きを放ち、まるで時を越えたような感覚を味わうことができます。
夢こうろ染と祐斎亭の独自アート
この歴史ある建物を拠点に、亭主・祐斎が生み出した「夢こうろ染」は、光の変化により色が変わる独自の染色技法です。その作品は日本国内はもちろん、ヨーロッパやアジアでも高く評価されています。祐斎亭では、季節ごとの自然美と融合したこのアートをゆっくりと鑑賞でき、他では味わえない空間美を体験することができます。
主な見どころ
丸窓の部屋
祐斎亭を象徴する「丸窓の部屋」は、四季折々の景色が映り込む窓と机の組み合わせが圧巻です。木々の間から嵐山や翡翠色の桂川(大堰川)を望む絶景は、訪れる人々を魅了し、撮影スポットとしても人気です。
水鏡
庭に広がる「水鏡」では、嵐山の自然が水面に映り込み、季節の変化を感じさせます。訪問者は筆を使って自分だけの水模様を作り出し、日本の風情を楽しむことができます。
絶景テラス
祐斎亭の「絶景テラス」では、庭と嵐山のパノラマ風景が広がり、やわらかに差し込む木漏れ日や水琴窟の音色が心を癒します。嵐山の自然と共に静かな時間を過ごすことができ、訪れる人に深い安らぎをもたらします。
川端康成の部屋
「川端康成の部屋」では、日本人が大切にしてきた季節の節目や伝統美を体感できます。部屋のしつらえを通じて、古くから培われてきた日本の美意識を感じ取ることができます。
嵐山祐斎亭は、長い歴史と現代アートが融合した独特の空間で、訪れる人々に過去と現在が交錯するような感動を与えます。嵐山の自然とともに、祐斎の染色作品をゆっくり楽しむひとときは、京都ならではの贅沢な体験です。
祐斎亭の詳細
名称 | 祐斎亭 |
---|---|
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | 嵐山駅から徒歩で10分 |
入場料等 | 2,000円 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 木曜日 |
Tel | 075-881-2331 |
備考 | 予約必要 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
同エリアの撮影スポット
該当の撮影スポットが、86件みつかりました。
京都市 |
---|
法輪寺 |
北野天満宮 |
渉成園 |
西本願寺 |
東本願寺 |
京都タワー |
京都鉄道博物館 |
京都水族館 |
二条城 |
城南宮 |
伏見稲荷大社 |
醍醐寺 |
賀茂別雷神社 (上賀茂神社) |
等持院 |
高桐院 |
龍源院 |
鹿苑寺(金閣寺) |
常照寺 |
東寺 |
直指庵 |
東映太秦映画村 |
嵐山公園 |
祐斎亭 |
滝口寺 |
二尊院 |
大覚寺 |
天龍寺 |
渡月橋 |
宝厳院 |
常寂光寺 |
大河内山荘庭園 |
車折神社 |
竹林の道 |
野宮神社 |
あだし野念仏寺 |
仁和寺 |
西明寺 |
高山寺 |
梅宮大社 |
龍安寺 |
妙心寺 |
法金剛院 |
勧修寺 |
将軍塚 |
毘沙門堂 |
大石神社 |
曼殊院 |
詩仙堂 |
蓮華寺 |
京都府立植物園 |
賀茂川半木の道 |
下鴨神社 |
赤山禅院 |
南禅寺 |
宝泉院 |
実光院 |
三千院 |
寂光院 |
京都市動物園 |
平安神宮 |
圓通寺 |
永観堂 |
銀閣寺 |
鞍馬山 |
鞍馬寺 |
貴船神社 |
祇園 |
三十三間堂 |
圓徳院 |
建仁寺 |
六道珍皇寺 |
東福寺 |
智積院 |
知恩院 |
泉涌寺 |
清水寺 |
八坂神社 |
青蓮院門跡 |
六波羅蜜寺 |
高台寺 |
善峯寺 |
松尾大社 |
亀岡市 |
亀岡夢コスモス園 |
穴太寺 |
長岡京市 |
長岡天満宮 |
光明寺 |
都道府県の選択
コメント