大魚神社 海中鳥居 ー 佐賀県の撮影スポット

大魚神社 海中鳥居 ー 佐賀県の撮影スポット 撮影スポット

大魚神社 海中鳥居の撮影スポット

太良町栄町にある有明海には、3基の海中鳥居が立っています。これらの鳥居は、大魚神社の一部で、約300年前の伝説に基づいて建てられました。

大魚神社 海中鳥居

伝説の海中鳥居

1693年頃、悪代官に苦しめられていた地区民たちは、代官を沖ノ島に誘い、そこで酒宴を開きました。代官が酔いつぶれたところで、島に置き去りにしました。潮が満ちて島が沈みかけると、代官は竜神様に助けを求めました。すると、大魚(ナミウオ)が現れ、代官を背中に乗せて岸まで運びました。代官はこれに感激し、魚の名前を取って「大魚神社」を建て、さらに海中に鳥居を建てました。この鳥居は沖ノ島との間にあり、30年ごとに再建立する伝統が続いています。

海中道路と漁業

海中鳥居のそばには、干潮時に現れる海中道路が3箇所あります。この道路は有明海の干満の特性を活かして作られ、特に冬の海苔の養殖時期には、荷揚げの作業用道路として欠かせない存在です。

大魚神社と多良岳、沖ノ島の関係

大魚神社は、太良町の信仰の山「多良岳」と、伝説の舞台となった沖ノ島を結ぶ直線上に位置しています。この配置は、太良町の主要産業である農業と漁業が密接に関連していることを象徴しているように見えます。広島県の厳島神社や滋賀県の白髭神社と異なり、大魚神社の海中鳥居は複数あり、まさに海の神様の参道を形成しています。

大魚神社 海中鳥居

撮影スポットとしての魅力

潮が引いたときには、鳥居の全景が現れ、下を歩いて通ることができます。朝夕、夜、月明かり、星空、潮位などによって景色は変化し、神秘的な雰囲気が漂うこの場所は、観光客を魅了する撮影スポットとして人気です。

大魚神社 海中鳥居

毎年8月には、栄まちおこし会や地区住民によって「千乃灯篭まつり」が開催され、写真愛好家をはじめ、年々多くの人々が訪れています。

大魚神社 海中鳥居の詳細

名称大魚神社 海中鳥居
住所佐賀県藤津郡太良町多良1874-9
駐車場無料
最寄駅JR多良駅から徒歩で7分
入場料等無料
営業時間通年
定休日無休
Tel0954-67-0312

※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。

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鹿島市
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太良町
大魚神社 海中鳥居

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