秋芳洞の撮影スポット
秋吉台国定公園の地下100mに位置する秋芳洞(あきよしどう)は、総延長が11.2kmを超え、日本で国内第2位の規模を誇る大鍾乳洞です。洞内の観光コースは約1kmにわたり、四季を通じて17℃の一定した気温で、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境で観光が楽しめます。洞窟の内部は、長い年月をかけて地下水による溶食作用や砂、礫の堆積、天井の崩落、洞窟生成物の発達などにより形成されてきました。そのため、内部の造形美は変化に富み、訪れる者に大きな感動を与えます。
秋芳洞の見どころ
秋芳洞の見どころの一つは、棚田のような形状が特徴の「百枚皿」です。この奇観は巨大なリムストーンプールで、その美しさは他に類を見ません。洞内には他にも、さまざまな鍾乳石や自然の造形が見られ、まるで時間が凍結したかのような幻想的な世界が広がっています。
また、冒険心をくすぐる「冒険コース」もあります。このコースでは懐中電灯を片手にはしごを登ったり、鍾乳石の間をすり抜けたりと、スリリングな探検を楽しむことができます。(別途料金が必要です)
秋芳洞の特別体験
通常の入洞時間が終了した19時から体験できる「秋芳洞・闇のロマン体験」は、洞内の照明をすべて消し、懐中電灯1本で歩く夜の探検コースです。ガイドの先導で進むこのコースでは、昼間より一層神秘的な洞窟の姿を楽しむことができ、特別な体験となります。(事前予約が必要です)
歴史と生態系
秋芳洞は、かつて「滝穴」と呼ばれ、神聖な場所として人々があまり近づかなかった場所です。明治以降、その素晴らしい景観が紹介され、多くの観光客が訪れるようになりました。大正15年には昭和天皇がご来訪され、その際に「秋芳洞」と命名されました。
洞内には6種類のコウモリや眼の退化したゴミムシなどの小動物、シコクヨコエビやアキヨシミジンツボなどの地下水棲貝類など、多くの生物が生息しています。洞窟の生態系は非常にユニークで、陸上と地下水中で多様な生物が見られます。
アクセス
秋芳洞の入口は、杉木立を通り抜けた先にあり、そこから洞内へ入ると神秘的な空間が広がっています。雨の日でも快適に観光できるため、天候を気にせずに訪れることができるのも魅力の一つです。
秋芳洞の詳細
名称 | 秋芳洞 |
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住所 | 山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1 |
駐車場 | 有料 |
最寄駅 | JR山陽本線新山口駅からバスで40分 |
入場料等 | 1,300円 |
営業時間 | (3月~11月)8:30~17:30、(12月~2月)8:30~16:30 |
定休日 | 無休 |
Tel | 0837-62-0115 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
同エリアの撮影スポット
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