夢崎明神の撮影スポット
夢崎明神(ゆめさきみょうじん)は、角島の端に位置する神秘的で謎の多い神社です。伝承によれば、この神社はかつて角島を訪れていた筑前大島(福岡県宗像市)の海人たちによって祀られたと言われています。古くから海の安全と大漁を叶える神様として大切にされてきました。
神社の起源と伝承
夢崎明神には、いくつかの興味深い伝承が伝わっています。周囲を囲む石垣は、海での漁を終えた海人や海女たちが、その日の感謝のために海から拾い上げた石を積み重ねたものと言われています。この石垣は神社を守るかのようにしっかりと築かれており、独特の歴史と伝統を感じさせます。ご神体は1686年に記された銅鏡で、神秘性を感じさせる要素の一つとなっています。
白蛇の伝説
夢崎明神には2匹の白蛇が住み着いているという伝説があります。白蛇は古来より神の使いとされ、神社に現れることでその神聖さや神秘性を象徴しています。夢崎明神に現れる白蛇も、神社を守り神聖な力を持つ存在として地元の人々に信仰されています。
鳥居の由来と逸話
鳥居は角島灯台を建設した石工職人たちが建てたものと言われています。この鳥居には「石を投げて乗せられたら願いが叶う」という俗信があり、多くの人が石を投げて鳥居に乗せることに挑戦しています。実際、鳥居の上にはいくつかの石が乗っており、なかなかの技術を感じさせます。
美しい風景と名物の花
夢崎明神の目の前には、遠浅の海が広がり、まるで神社を見守るかのような穏やかな風景が広がっています。また、7月に訪れると「はまゆう」という名物の植物が海岸沿いに一斉に咲き誇り、美しい景色を楽しむことができます。写真の手前にある太い葉っぱの植物がその「はまゆう」です。鮮やかな花が咲くこの時期は、観光にもおすすめです。
神秘と伝統が交差する場所
夢崎明神は、海の安全と大漁を願う海人たちの信仰と、角島の自然が織りなす神秘的な雰囲気が魅力の神社です。長い歴史の中で語り継がれてきた逸話や伝承が、訪れる人々に不思議な魅力を感じさせます。角島を訪れた際には、この神社の独特な雰囲気をぜひ感じてみてください。
夢崎明神の詳細
名称 | 夢崎明神 |
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住所 | 山口県下関市豊北町大字角島 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | JR滝部駅からバスで45分 |
入場料等 | 無料 |
営業時間 | 通年 |
定休日 | 無休 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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