旧函館区公会堂の撮影スポット
函館山の麓に位置する基坂から眺めると、桟瓦葺きの屋根とブルーグレーとイエローに塗られた外壁が印象的な建物が見えます。それは、旧函館区公会堂として知られ、観光客に人気の高い場所です。この建物は、1910年に豪商相馬哲平氏や地元住民の寄付などを元に建設され、火災で焼失した町会所の代わりとして再建されました。
和と洋の要素が見事に融合した建築様式や、保存状態の良い家具などが評価され、1974年には木造2階建ての本館、1980年には管理人室としての附属棟が国の重要文化財に指定されました。2018年10月からは耐震補強を含む大規模な保存修理工事のために閉館しましたが、2021年4月26日にリニューアルオープンしました。
外観だけでなく、細部にまでこだわりが見られます。屋根窓や装飾的な柵、破風、円柱、柱頭の装飾など、どれも洗練されたデザインです。また、建物内の装飾も外国の影響を受けずに独自の技術で作られており、特に2階の貴賓室は皇族も利用したことがあり、外国製の壁紙やシャンデリア、暖炉などが使用され、高貴な雰囲気が漂っています。
公会堂内では、建物の歴史や特徴を紹介する展示や、異国情緒を味わえる「衣裳館」などが人気です。また、バルコニーからは函館の港を一望でき、異なる衣装を身に着けての優雅な気分を楽しむことができます。
旧函館区公会堂の詳細
名称 | 旧函館区公会堂 |
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住所 | 北海道函館市元町11-13 |
駐車場 | なし |
最寄駅 | 市電末広町電停から徒歩で7分 |
入場料等 | 300円 |
営業時間 | (夏季)火〜金 9:00〜18:00・土〜月 9:00〜19:00、(冬季)9:00〜17:00 |
定休日 | 年末年始(12/31~1/3) |
Tel | 0138-22-1001 |
※掲載されている情報は最新、正確な情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認願います。
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