御射鹿池 ー 長野県の撮影スポット

御射鹿池の撮影スポット

御射鹿池は、標高1,500mの山中にある風光明媚な池です。静かな水面には背景の山々が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出しています。この池は、日本を代表する画家・東山魁夷氏の有名な作品《緑響く》のモチーフにもなったことで知られています。

周囲のカラマツ林は、季節ごとに色を変えます。春から夏には現実感がないほど青く輝く池と林を楽しめ、秋には紅葉の季節に暖色の美しさを味わえます。冬には雪景色が一層神秘的な雰囲気を醸し出します。御射鹿池の水面は、それぞれの季節の風景を静かに映し出し、日々異なる顔を見せるのが隠れた魅力です。同じ日でも時間帯によって異なる風景を見せるため、何度も訪れたくなる場所です。

この美しい池ですが、実は農業用のため池として昭和の初めに作られました。冷たい八ヶ岳の水を稲作に利用するために、お日様に当てる目的で作られたものです。現在も麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も地元の人々によって整備されています。

御射鹿池の詳細

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